梅干し専門店うめ八の小磯です。
ニュースによると、「紀州田辺うめ振興協議会」の研究で、梅酢に含まれるポリフェノールに、インフルエンザを抑制する効果があることが臨床実験で確認されたとのことです。
お茶に含まれるカテキンなど、植物が身を守るために作り出すポリフェノールという成分がありますが、梅にも何種類か確認されています。
このポリフェノールにはさまざまな効能が期待されていて、研究が進められています。
いままでも、細胞レベルではインフルエンザ抑制効果が確認されていましたが、今回の実験で、臨床レベルでも効果が認められたということです。
具体的には、梅酢に含まれるポリフェノールを取り出して、これを混ぜたものと混ぜていないものとでうがいを続けたところ、ポリフェノール入りのうがいをしたグループでは明らかに症状が軽かったとのこと。
一応、風邪やインフルエンザにかかることはかかるが、梅酢ポリフェノールがウィルスの増殖を抑えて数が増えなかったのではないかということです。
夏だけでなく冬も梅干し、そして梅酢を積極的に活用したいですね。