• 健康でいてほしいから私は梅を贈ります

七草粥にも梅干しを

梅干し専門店うめ八です。
新年になったと思ったらもう7日。
一週間あっという間ですね。

1月7日と言えば、七草ですね。
新春の若菜で邪鬼を払い万病を防ぐ、ということらしいですが、
お正月のごちそうで疲れた胃腸をいたわり、ミネラルやビタミンを補う
という効果もあるようです。
このおかゆに梅干しを付け合わせると、いっそう栄養価が高まり消化吸収も
よくなりますよ。

ちなみに、この七草粥をいつたべますか?
私はずっと朝食べるものだと思っていたのですが、
夜食べるという家庭もあるそうです。

本来はやはり、前日摘んだ野草を朝、刻み、おかゆにして食べる、
という風習だったようです。
そして、野草を刻むときに謳うお囃子歌
七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に ストトントン
とか言うのがありますが、これは、
唐土(中国、ユーラシア大陸)から鳥が疫病を運んでくるから用心しよう
という意味だったと聞いたことがあります。
確かに、インフルエンザなど、渡り鳥がこの季節に運んでくる病気は多いですね。
その用心のために、体調を整えておこうということなのかもしれません。
長年根付いた風習には合理的な理由があると、いつも思います。